dfコマンドのメモ
目次
はじめに
df(disk free)コマンドは、ディスクの空き容量を確認するためのコマンドです。
書式は下記の通りです。
df [OPTION] [FILE]
ディスク確認
ここでは、よく利用する実行方法とオプションを記載します。
ルートディレクトリがあるディスクの容量を確認することが多いと思います。
その場合は、下記どちらかを利用することになると思います。
ディレクトリを指定することで、より簡潔に結果を確認できます。
$ df
ファイルシス 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
/dev/root 30348404 28704896 356592 99% /
devtmpfs 1751504 0 1751504 0% /dev
tmpfs 1917232 3624 1913608 1% /dev/shm
tmpfs 766896 3164 763732 1% /run
tmpfs 5120 4 5116 1% /run/lock
/dev/mmcblk0p1 258095 30829 227267 12% /boot
tmpfs 383444 72 383372 1% /run/user/1000
$ df /
ファイルシス 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
/dev/root 30348404 28721540 339948 99% /
オプションを指定しない場合は、バイト表示で見にくい場合が多いです。
-h
オプションを利用することで、人がわかりやすい表示に変更できます。
$ df -h /
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/root 29G 28G 332M 99% /
inode確認
ディスクの空き容量だけでなく、inodeについても確認することがあります。
その場合は、-i
オプションが利用できます。
$ df -ih /
ファイルシス Iノード I使用 I残り I使用% マウント位置
/dev/root 1.9M 560K 1.3M 31% /