Raspberry Piでリモコン作成のメモ
目次
はじめに
赤外線リモコンを作成するには、赤外線リモコンの受信機と赤外線LEDが必要です。
受信機は既存の赤外線リモコンを受信してそれをデータ化するために使用します。
赤外線LEDはデータ化したものを出力して操作するために使用します。
モジュールの組み立て
赤外線LEDドライブ回路の決定版
がとても参考になります。
ここで使用したGPIOの番号は後ほど使用します。
赤外線モジュールの操作
Raspberry Piでモジュールを操作するために、pigpioライブラリを用います。
インストール
sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install -y pigpio python3-pigpio
# 自動起動設定
sudo systemctl enable pigpiod.service
# 起動
sudo systemcctl start pigpiod.service
IR Record and Playbackという赤外線の入力と出力に使用できるスクリプトがあるので、こちらを活用していきます。
赤外線コードの読み込み
下記のコマンドで読み込みます。
- -r:record
- -f:{書き込みファイル} {データのキー}
- -g18:読み込みモジュールのGPIO番号
python3 irrp.py -r -g18 -f codes fan:on
赤外線コードの送信
下記のコマンドで読み込みます。
- -p:playback
- -f:{読み込みファイル} {データのキー}
- -g17:出力モジュールのGPIO番号
python3 irrp.py -p -g17 -f codes fan:on