Wake on LANのメモ
目次
はじめに
Wake on LAN(WoL)とは、ローカルエリアネットワーク(LAN)内のコンピュータの電源を遠隔で投入するための技術です。
電源投入には、マジックパケットと呼ばれるデータパターンを送信することで実現されます。
ただ、BIOSで対応しているかどうかで実現可否が決まるため確認が必要です。
また、マジックパケットはブロードキャストで送信されるため、同一のLAN内に対象のコンピュータがある必要があります。
マジックパケット
マジックパケットは、FF:FF:FF:FF:FF:FF
に続けて起動したいコンピュータのMACアドレスを16回連続で含まれるパケットです。
Wikipediaに下記の例があります。
FF:FF:FF:FF:FF:FF EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01
EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01
EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01 EE:EE:EE:00:00:01
実践
今回はjpoliv/wakeonlanを利用します。
sudo apt update
sudo apt wakeonlan
wakeonlan MACアドレス
# 例:wakeonlan EE:EE:EE:00:00:01
# 複数インタフェースがある場合はブロードキャストアドレスを指定できます
wakeonlan -i 192.168.0.255 EE:EE:EE:00:00:01