Windowsのshutdownメモ
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目次
はじめに
リモート環境からGUIを利用せずにshutdownやrestartをする方法をメモします。
今回は、UbuntuからSambaを利用してWindowsを操作しています。
Windows側であらかじめリモート操作を許可する必要があります。
Windows側の設定
リモート操作を許可するためにWindowsレジストリを操作します。
手順は下記を参照してください。
- [Windows] + [R]で「ファイル名を指定して実行」を開く
- regeditを実行して、レジストリ エディターを開く
- 「コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System」に移動する
- LocalAccountTokenFilterPolicyの値を1に更新する
Ubuntuからの操作
UbuntuにSambaツールがない場合は下記のコマンドでインストールしてください。
sudo apt install samba
shutdownの実行コマンドは下記のとおりです。
net
コマンドはSambaを介してネットワークの管理棟を行うためコマンドです。
rpc
はRemote Procedure Call
でリモート管理に利用されます。
net rpc shutdown -I <Windows IP> -U <Windows UserName>
オプションとして下記が利用できます。
- -r:restart(再起動)オプション
- -I:Windowsのターゲット指定
- -U:shutdownできる権限を持つWindowsのユーザ指定
- -t:shutdownまでの待ち時間を指定(0の場合は即実行)
- -f:強制shutdown